【アルバムレビュー序章】4th「いきまっしょい!」/モーニング娘。

【アルバムレビュー序章】4th「いきまっしょい!」/モーニング娘。

 アルバムの概要

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画像出典:モーニング娘。/4th「いきまっしょい!」<タワーレコード限定> – TOWER RECORDS ONLINE

 

モーニング娘。は、“変化していく”グループです

 

それはもちろん、卒業と加入を繰り返すことによる「メンバーの変化」が分かりやすいですが、それだけではなく、その時代の空気、トレンド、そしてその時その時のメンバーからつんく♂が受ける影響による「音楽性の変化」も重要なポイントです。

 

デビュー当初のモーニング娘。は、『サマーナイトタウン』や『抱いてHOLD ON ME!』に代表されるような、大人びた歌詞をマイナーメロディに乗せ、ブラックミュージックを基調としたアレンジでパッケージした楽曲が特徴でした。

 

 

この路線は、“オーディション落選組”というグループの出自や、彼女たちの醸し出す雰囲気にマッチしたものであったと思います。あと、ただのつんく♂の趣味。

 

matome.naver.jp

 

しかし、ここで変化が起きます。

 

いや、正確には意図的に起こします。

 

 

 

 

それは、後藤真希の加入です。

 

素朴な雰囲気(要するに芋っぽさ)が魅力の一つだった当時のモーニング娘。に対して、明らかに浮いた存在であるヤンキーギャルが電撃加入

 

その圧倒的なイケイケ具合に引っ張られたのか、突如パーティチューン『LOVEマシーン』がリリースされ、グループ初のミリオンセラーを記録。いわゆる“黄金期”と呼ばれる時代に突入します。

 

この『LOVEマシーン』が収録されている3rdアルバム『3rd -LOVEパラダイス-』は、初期のダウナーな雰囲気と黄金期のノリノリな雰囲気がミックスされた過渡期のアルバムと言えます。

 

この過渡期を経て、個性派揃いの4期メンバー「石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依」、そして後にグループの中核となる5期メンバー「高橋愛、紺野あさ美、小川麻琴、新垣里沙」が加入します。

 

既存メンバーとは異なる個性を持つフレッシュな新メンバーの加入によって、グループとしての雰囲気も大きく変化しました。

 

『うたばん』等のTV番組での弾けっぷりも相まって、モーニング娘。に対するイメージも明るいものに変わっていきます。

 

そして、この雰囲気を“音楽”として具現化し、“明るく元気で、ちょっとふざけたハッピー感”とでも言うべきサウンドでモーニング娘。のパブリックイメージを決定づけたのが、2002年発売の本アルバム『4th「いきまっしょい!」』です。

 

 

次の曲:ザ☆ピ~ス!

 

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