吉川友「暁 -yoake-」と優しさを感じる理由

吉川友「暁 -yoake-」と優しさを感じる理由

吉川友「暁 -yoake-」

 

圧倒的な歌唱力と特徴的な歌声で大ブレイクした原点にして頂点・松浦亜弥、艶のある歌声とヤ◯キー丸出しな個性で後にモーニング娘。にも加入した藤本美貴、そしてサッカー日本代表・柴崎岳のハートを射止め(岳コノヤロウ、幸せにしろよ)、女優としても活躍する真野恵里菜。

 

そんな伝説的なハロプロソロアイドルの系譜を継ぐのが彼女、吉川友だ。

 

そのぶっ飛んだ性格とわがままボディに注目されがちだが、本楽曲では「さすがハロプロのソロアイドル」といった情感のこもった歌唱力に注目してほしい。

実は本楽曲は、前作「恋」と2部作になっているのだが私は全然知らなかった(ドン!)。それでも本楽曲を好きになったのだから、曲単体として強度が素晴らしいということだ。

 

これは「喪失」の歌だ。

 

それなのに、なぜだろう。本楽曲を聴いて「温かさ」を感じてしまうのは。アレンジなのか、歌声なのか。なぜ歌詞の世界とは間逆な感情を抱いてしまうのか、ぜひその答えを考えながら聴いてみてほしいと思う。

 

お願いだからカラオケ映像よりも陳腐すぎるPVのことは忘れてほしい。

 

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