なぜか頭から離れないつんく♂楽曲の世界
再来週に迫ってきたハロープロジェクト春の一大行事「ひなフェス」に向けて、ハロプロ楽曲を聴き直していたここ最近だったが、ある曲にガツンとやられてしまった。
その曲というのが、後藤真希の8枚目のシングル「抱いてよ!PLEASE GO ON」なのだが、もう本当につんく♂のクリエイティビティ大爆発というか、もう超つんく♂なのだ。
画像出典:UP-FRONT WORKS
ちょっとここでつんく♂楽曲を思い返してみて欲しい。
多くの方が「LOVEマシーン」なり「恋のダンスサイト」なり「恋愛レボリューション21」なり、全盛期のモーニング娘。楽曲を想像すると思うが、いま頭に流れたその曲、最初に想起したのがサビだとしても、それに付属して別の要素も沸々とフラッシュバックしてこないだろうか?
例えば「LOVEマシーン」であれば、冒頭の“ひやぁぁぁぁああああ!!(迫真) ディスコ(イケボ)”の部分であったり、ラストのセリフぎみの<LOVEマシーン>であったり。
「恋のダンスサイト」であれば矢口御大の“セクシービーム”であったり、「恋愛レボリューション21」だったら、サビ前の「So,Come On!」やサビ後の「ほい!」とかとか。はたまた振り付けとか。
その楽曲を構成する要素の中で、頭に残りやすい部分。よく“フック”なんて言われる箇所だが、つんく♂楽曲は本当にこの“フック”が秀逸なのだ。
そんな“フック”にまみれていて、もはや“フックの暴力”だと感じたのが「抱いてよ!PLEASE GO ON」だ。
“キャッチーさ”の源泉とは
モーニング娘。3期オーディション唯一の合格者として彗星のごとく現れ、加入後の初のシングル「LOVEマシーン」をグループ初のミリオンに導いた立役者といっても過言ではない、後藤真希(現職モンスターハンター)。
彼女の8枚目のシングルが「抱いてよ!PLEASE GO ON」だ。
なぜ“フック”が必要なのか。
それは、そのまま曲の覚えやすさ=キャッチーさに直結するからだ。今より音楽というコンテンツが一大産業であった90年代という時代。無数に発表される楽曲の中、圧倒的なキャッチーさでJ-POPシーンを爆進したのがモーニング娘。であり、プロデュース・楽曲制作を担ったつんく♂だ。
そんなつんく♂の作り出す“フック=キャッチーさ”が大爆発しているのが、この「抱いてよ!PLEASE GO ON」だ。だらだらと凄さを書くのも無粋なので、以下、この曲のフックを雑記していく。
フック一覧
- まずタイトル。ゴロ悪いしダサいのに覚えやすい。アイドルソングで「抱いてよ!」って
- イントロなど随所で入る加工つんく♂ボイスによる「ダーララダラッタダーラッタラ」みたいなスキャット
- Aメロ。“緊張感”“数週間”で踏まれる韻。そしてそこに乗るつんく♂コーラス
- サビ前の“DON’T STOP”
- リズムと同調してアクセントになる“PLEASE PLEASE PLEASE PLEASE GO ON!”
- “愛をくださぁぁぁぁぁあああああい↑”
- 2番Aメロ前の吐息
- 突如挿入されるラップパート
- ラップ後から直で始まるアイドルソング定番のケチャパート
- からのセリフ“So… 行くぜ!EVERYBODY!”
- ラストサビの1拍ためた“PLEASE PLEASE PLEASE PLEASE”
- からの“GO ON!↑↑”
- 万感の“愛をくださぁぁぁぁぁあああああい↑↑↑”
- アウトロの奇妙なポワポワ音
いやー最高だ。
もはや“フック暴力団対策法違反”だ。
だって“PLEASE PLEASE PLEASE PLEASE GO ON!”とか“愛をくださぁぁぁぁぁあああああい↑”とか歌いたいじゃん。
「歌いたくなる」っていうポップソングの最重要ポイントを、こんな格好いいダンスチューンにもしっかりとブチ込んでくるつんく♂のセンスに脱帽だ。
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