最初の投稿ということで
「“何か”を始める」という行動を起こす前には、必ずそのキッカケがあるわけで。
私にとって「ブログを始める」という行動の前には、そのキッカケとして“アイドル”という存在との出会いがあった。
そこで最初の投稿では、その出会いから現在の推しグループである『私立恵比寿中学』に至るまでを自己紹介の代わりとして書いてみたいと思う。
AKB48の衝撃
私が道を踏み外したの人生の転機を迎えたのは、私の世代だとありがちもありがちな「AKB48」との出会いからだ。
全く世代じゃないのだが、GLAYから音楽、バンド、ロックにのめり込んで、その周辺を聴いているうちに“V系以外音楽と認めない”といった感じのだいぶ痛い高校生になっていた私。
ある日、T.M.Rの西川さんがやってたバンド「abingdon boys school」のパフォーマンスを拝むため、録画していたN◯Kの今は亡きMUSIC JAPANという音楽番組を見ていた。
そこに出ていたのが「言い訳Maybe」の時のAKB48だ。存在自体は知っていたので「あぁ~アイドルか~」くらいのテンションで見ていたら、「ジャカジャーン」と爽やかなギターストロークからどこか間抜けだけど癖になるあのメインフレーズが流れまして。
そんなロックサウンドをバックに赤チェックの女の子たちが踊ってまして。
ラストサビの裏ではギターが暴れまくってまして。
「あれ、なんかカッコよくね?」とちょっと釘付けになりながら見ていたら、最後にセンターの子が超絶可愛いハニカミダブルピースをカメラの向こうの私にカマしまして。
………はい、落ちました。
ドルヲタ人生の始まりの瞬間です。
アホみたいな多彩さにドハマリ
そんなこんなでAKB48にハマった私は、あの手この手で曲を集め、昭和歌謡からテクノからメタルからケルト/アイリッシュまでなんでもありの“アイドルソング”にどんどんハマっていった。
もちろんAKB48のシステムの面白さやメンバーの可愛さや可愛さや可愛さもたまらなかったよ。はい。(ちなみに推しは山内鈴蘭)
ひとつハマると他のアイドルにも興味が湧きまして。高校~大学まで、ある時はハロヲタに、ある時はパッセンジャーに、ある時はモノノフにと色々ライブにも行った。
そんな中、“ももクロの妹分”ということ当然興味のあったエビ中ちゃん。最初に聞いたアルバムは「エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~」。その時の正直な感想は「歌下手!これならももクロ聴くわ」だった(笑)。
ヒャダイン楽曲も“劣化版ももクロ”(すみません)にしか聴こえず、このアルバムも数回聴いてiPodの肥やしになった。
そんな割と最悪な出会いを果たした私とエビ中だが、その後もゴッドタンや金八でのMステ出演、@JAM EXPO 2015、氣志團万博などでニアミスしていたがピンと来ず、「仮契約は好きだな~」くらいの存在だった。
度肝を抜かれた「まっすぐ」
2016年、夏。
翌日には「@JAM × ナタリー EXPO 2016」を控えたその日、私は予習のためツ◯ヤへCDレンタルへ行った。何枚か借りたうちの1枚が、後に人生を変えることになる「まっすぐ」だった。
家に帰り、iPodに取り込み、明日のめくるめくアイドルパラダイスに思いを馳せながら再生ボタンを押した。
「…あれ、これエビ中だよな?」が最初の感想だった。
絶版ベストでエビ中のイメージが止まっていた自分には、この歌唱力があのエビ中とリンクしなかったのだ。
「うわぁ歌えるようになったんだなー」という驚きと、<君が好きなテイラー また聴いてる>という歌詞だけがなぜか心に残り、翌日を迎えた。
↓参考↓
さて運命の日。鬼高いVIPチケットを手に会場へ向かい、数々のステージを最前列で楽しんだ。ベビレにチキパにアプガにとゴリッゴリに盛り上がり、いよいよ大トリの私立恵比寿中学。
正直、「仮契約聴ければいいな~」くらいのテンションだった。
当日のセトリはこちら。
- ラブリースマイリーベイビー
- 金八DANCE MUSIC
- まっすぐ
- スーパーヒーロー
- 仮契約のシンデレラ
1曲目「おぉ~、なんか知らんけどメチャクチャ盛り上がってんな」、2曲目「あ、Mステのやつだ。ライブで聴くと乗れるな」、そして運命の3曲目。
「あ、昨日予習したやつだ」と思ったのは一瞬で、すぐに歌に引き込まれて、聴き終わった時には涙がこぼれていた。
放心状態で4曲目の記憶はない。ふつふつと「エビ中、半端ない」という気持ちが湧き出てきて、5曲目では暴れ狂っていたのを覚えている。
もう終演後に行った居酒屋でも帰り道でも「エビ中やばい」しか頭になかった。その日のうちにYouTubeでエビ中動画を漁って、「エビ中++」に辿り着き、最初に見たのが「エビ中+お泊まり会」で。
「イケメンしりとり」という常人ではついていけない戦慄のゲームでケタケタ笑っているメンバーを見て、「今日あの素晴らしいステージを見せてくれたのは、こんな子たちだったのか」とそのギャップにまんまとやられてしまった。ちょろい。
この日からはもうエビ中++を見漁る毎日が始まった。丁度仕事が肉体的にも精神的にも大変な時期で、なかなか上手く行かず、毎日23時、24時に帰ってきてはエビ中に癒されていた。
この時期、どれだけ「頑張ってる途中」に励まされたか。
そして12月。
友人にもハマって欲しかったので、友人の分のチケット代も出し、オーシャンズガイドにて晴れて学芸会デビュー(友人はハマらず泣)。
「まっすぐ」のイントロで大号泣からの、ラストの「春休みモラトリアム中学生」で狂喜乱舞し、名実ともにエビ中ファミリーの仲間入りを果たしましたとさ。
画像出典:私立恵比寿中学、10年目にして辿り着いた充実の「今」をメンバー全員で語り合ったアルバム『MUSiC』インタビュー
めでたしめでたし。
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